店舗で身に付けた商品知識や提案力は
バイヤーになっても活きている

バイヤー(2020.12時点)
本社/商品部
2014年入社/新卒採用
※所属、役職、掲載内容は取材時点の内容です

みんな優しく話しやすい、すぐに馴染める環境がある

就職活動では、将来グローバルに仕事をしたいと考えていたので、インテリア、航空、旅行など多岐にわたる業界で検討していました。 その中でイオンペットは第一志望でした。海外展開していたことも理由ですが、企業姿勢に共感したからです。「LIFE HOUSE」という保護犬・保護猫の譲渡活動なども行っており、ますます興味が持てました。
私は留学生で日本でのアルバイト経験もなく、日本企業に勤めている親戚などもいなかったので、日本企業の独特の慣習や文化についていけるかとても不安でした。ところがいざ入社してみると、みなさんとても優しく分からないことは気軽に相談できて・・・すぐに職場に溶け込むことができました。イオンペットは、想像していた以上に働きやすい環境でした。

社内公募制を活用して、販売スタッフからバイヤーに

2018年12月から本社の商品部で、バイヤーとして商品の仕入れや販促企画などを担当しています。 入社当初は店舗スタッフとして、店長から直接販売や接客を学びながら、新店の立ち上げで北海道に長期応援に行ったこともありました。この時はゼロから店舗を立ち上げる貴重な経験ができました。
その後は、店舗を異動して多くの商品知識を習得し、接客に特化した業務を担当。イオンペットの店頭での免税対応が始まった時期には、英語と中国語のスキルを活かして、外国人旅行者のお客さまに特化した接客・販売も行いました。2018年には当時のイオンペットのオンラインショップの運営も経験しました。
現在担当しているバイヤー職には、社内公募(※)で異動しました。これまで店舗で培ってきた豊富な商品知識などを活かして「売れ筋商品の目利きができるプロ」になりたいと思ったからです。
※「社内公募」とは社内のさまざまな事業や新業種・新業態などで活躍を希望する人財が必要になった時、挑戦したい人を広く募る制度です。会社のWEB掲示板に募集情報が公開され、自分の意思で希望する事業・職種に応募できます。面接などの選考を通過することで着任することができます。

売上や販売スタッフの声から、お客さまのニーズをつかむ

担当しているカテゴリーは「トイレタリー」と「ケージ・サークル」です。半年に1回、各メーカーの新商品発表会があり、その情報をもとに来期に取り扱う商品を選定し、店舗の棚に並べる商品の場所や順番などを決めていきます。また店舗の売上実績などを分析し、そこから、次のチラシに載せる商品のラインナップや価格なども考えていきます。その際はチラシの内容に合わせて、売場のレイアウトを店長などにアドバイスすることもよくあります。
常に売上や利益などの数字を前年や前週などの数字と比較して、どういう変化があるのか、あるいはいつもと違う数値の表れ方がないかをチェックしています。変化がある場合は原因を追求し、新たな施策を考え実行に落としていきます。数字だけでは読み取れない時は、現場の声をヒアリングするなど、現場から離れていても、お客さまの声(ニーズ)を把握することは忘れないように心がけています。

売上は、自分の提案がお客さまに受け入れてもらった証

今、一番力を入れているのは「重点販売商品」という施策。これはバイヤーが店に対して売り込みたい商品を、販売方法や売場のレイアウト、販売コンテスト、勉強会などとセットにして提案し店長や販売スタッフの人たちが納得して、お客さまにご案内できるというもの。
バイヤーとして「これだ!」と思える商品をお客さまにご案内し、受け入れられた時に初めて売上につながります。売上数字を見て、自分の想いがお客さまに届けられたと分かった時に一番やりがいを感じますね。
店舗でも「こういうふうにして、売場づくりをしています!」と、多くのお客さまに購入して頂けるように工夫してくれるのも嬉しいです。そんな時は新たに販促物を追加するなど、バイヤーとしてサポートしながら店舗と一体となってお客さまの要望に応えるようにしています。

専門店としての独自性が発揮できるお店に

将来的には、色々なことに挑戦してみたいですね。他のカテゴリーも経験したいですし、いずれはマネジャーとして全カテゴリーを統括する立場で、さまざまな商品に関わっていきたいという希望もあります。その先には海外勤務などにもチャレンジしてみたい。性格的に割と欲張りなので、次々やりたいことが出てきます(笑)。
その中でカテゴリーとして一番やってみたいのは、オムツなどのお手入れ用品です。似たような商品が多いので、その違いを理解して提案するにはこれまで以上に高いスキルが求められます。専門店としてもお手入れ用品が一番差別化できるので、それが取り扱えるということは「プロフェッショナル」の証明にもなります。
しかし、そこにたどり着くにはまだまだ経験やスキルが必要なので、まずは今のポジションでもっと経験を積み成果を上げていくことが必要だと感じています。

イオンペットのバイヤーや販売スタッフを目指す方へのメッセージ

学生時代から「考える習慣」を身に付けておくことが大事だと思います。バイヤーの仕事はさまざまな状況に対して常に疑問を持って取り組まなければいけません。例えば今店舗に並んでいる商品は、果たしてこのまま継続して販売し続けていいのかどうか、その判断が常に求められます。しかし、こうした考え方は癖づけしていないと急にはできません。「当たり前」と認識していることは、思考停止に陥っていることが多いので、学生時代から色々なことに疑問を持って考えることや、なぜそうなのかといった理由を突き詰めて考えるのがいいと思います。この考え方はイオンペットならバイヤーだけでなく販売スタッフの仕事でも必ず役に立ちます。

ある一日のスケジュール

09:30

出社

週末に来たメールを確認。店舗からの問い合わせを最優先に処理していく。

10:30

店舗の実績を確認

先週分の店舗の売上・利益を見て、変化のある数字は原因を含めて、マネジャーに報告。

12:00

ランチ

イオンペット社員犬と社員猫のヒマワリやルナと遊ぶ。仕事中もたまにパソコンの前に居座って邪魔をする。

13:00

商品の実績を確認

担当カテゴリー商品の売上・利益データを抽出し、分析。これをもとに次の販促内容を企画。

15:00

週報の作成

毎週店舗に配信している「週報」に掲載する1〜2週間後に実施する販促内容などを作成。

17:00

商品部のミーティング

イオングループからの情報共有、店舗や会議への提出物の確認、各プロジェクトの進捗確認。

18:30

退社

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