1年目から手術に携われる環境で、
専門性を身に付け、将来はスペシャリストに

獣医師(2020.12時点)
相模原どうぶつ医療センター・サテライト座間
2018年入社/新卒採用(日本大学 臨床繁殖学研究室)
※所属、役職、掲載内容は取材時点の内容です

若い獣医師が多く、早いうちから実践を経験できる

入社のきっかけは、大学時代に受けたイオンペットの実習でした。
犬猫などの小動物だけでなく大動物にも興味があったので、北海道の牧場や動物園の実習にも参加して、さまざまな施設や環境に触れてきました。そういった所と比べて、イオンペットは若い先生たちがたくさん活躍していて、相談しやすい雰囲気がありました。
また1年目から診療や手術に携わることができて、獣医師としてキャリアアップできる環境も魅力でした。他の動物病院だと、しばらくの間は研修生のように経験のある先生について回り、なかなか実践的な業務を任せてもらえなかったり、手術の時は院長が執刀して補助的な業務しかできない所も少なくないようです。その点、イオンペットは早い時期から実践的な業務を経験して、自分の目指すキャリアを築いていくことができます。

一般・救急外来から手術、入院ケアまで、幅広い業務に携われる

普段は外来診療や入院中の動物の治療・管理、手術などを行っています。また私が勤務している「相模原どうぶつ医療センター」は、24時間の夜間診療にも対応しており、月に5~6日のペースで「夜間での救急外来」も担当しています。21時から8時までの勤務で、夜勤明けは丸1日休みになるので、しっかり休養を取ることができます。
夜間の外来は重症度・緊急度の高い患者動物が多いため、担当する前は少し不安でしたが、実際は当直担当の動物看護師が、来院前の患者動物の主訴や容態などを電話で詳しく聞いてくれるので、私たち獣医師はその情報をもとに、どういった病気の可能性があるかなど最悪の状況も踏まえて事前準備をして診療に臨めます。
また「相模原どうぶつ医療センター」には「サテライト座間」という分院があり、そちらにも週1日出向いて、健康診断やワクチン予防、しつけのアドバイスなどを行っています。

教育担当の先輩獣医師が、目標達成をサポートしてくれる

配属先によって異なりますが、私の場合一般診療は入職1年目の4月末頃から任せてもらいました。手術を担当したのは、1年目の8月頃です。最初はスケーリングなどの歯科処置など、リスクの少ない手術から始め徐々に避妊手術など難易度の高い手術を経験していきました。3年目になってからは、わんちゃんの子宮蓄膿症などの手術を担当するなど経験する症例も増えてきました。
イオンペットには、先輩獣医師が教育担当として一人ついて業務を教え、目標達成をサポートしてくれる「エルダー制度」というものがあります。私が「内視鏡検査を経験する」という目標を立てていた時には、先輩が担当することになった内視鏡検査に参加させてもらうことができました。このように、イオンペットではさまざまな症例を経験しながら、獣医師としてのキャリアを磨くことができます。

その時期に必要な知識や技術が学べる「卒後研修」

入社3年目までは「卒後研修」といわれる獣医師に必要な専門知識を学ぶ時間が設けられています。講義が中心ですが外科実習もあり、臓器を使った縫合トレーニングなども行えます。基本的には検査や手術などその時期に必要となる内容を教えてもらえるので、学んだことをすぐに現場で実践できます。
3年目の現在は症例を持ち寄って討議する「症例検討会」を行っています。上司の先生が担当している症例をお借りして、みんなで共有し知見を広げています。
私の所属している医療センターには同期がいないため、同期の獣医師が今どういう業務をしているのか分からないので、こうした場で同期からそれぞれの取り組みを聞くのも、非常に刺激になります。

自分の強みとなる専門性を身に付けていきたい

今年で研修も終わり、エルダー(先輩)からのサポートもあまり受けられなくなるので、まずは獣医師として独り立ちすることが直近の目標です。それから先は、できれば「●●のことならこの先生に聞こう」という、自分の強みとなる専門性を身に付けていきたいと思っています。
相模原どうぶつ医療センターは、整形外科、軟部外科、内科に関しては循環器、血液、呼吸器など細かく診療科が分かれていて、それぞれのスペシャリストが揃っています。さまざまなキャリアを描いてきた先生が身近にいるので、色々な症例を経験しながら、自分に合ったキャリアを見つけていきたいと思っています。

イオンペットの獣医師を目指す方へのメッセージ

就職先として検討している病院やクリニックがあれば、まずは実習に行ってみるのがいいと思います。そこで目標となる先輩が見つけられたらその病院に就職するのも企業選びの1つの方法だと思います。私がイオンペットに決めたのも、自分と年齢の変わらない先輩獣医師が診療場面などで動物看護師に的確に指示を出している姿を見て、この先輩のようになりたいと思ったからです。
イオンペットは他の病院に比べると、福利厚生や給与制度以外にも教育制度などが整っているので診療経験のない人でも働きやすいと思います。

ある一日のスケジュール

09:00

出勤

白衣に着替えて、診療室へ。

10:00

一般外来

動物看護師に指示を出しながら、患者動物を診療。必要に応じて血液検査なども行う。

13:00

ランチ

14:00

手術

事前に手術内容を確認し、わんちゃんの子宮蓄膿症を摘出。

15:30

入院動物を診察

入院している担当の患者動物へ薬を投与したり、状況を確認したりする。

16:00

午後からの診察開始

来院される患者動物の飼い主さまに容態などを聞き、適切に処置をする。

19:00

退勤

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